お部屋の雰囲気はカーテン次第?材質ごとの特徴や選び方を学ぼう!


カーテン選びは用途を決めることが重要

カーテンは室内が外から見えないようにする目隠しの用途がありますが、他にも強い光を遮ったり落ち着いた雰囲気を演出するなど目的は様々です。ひと口にカーテンと言っても材質やデザインがそれぞれ異なるので、用途に適した物を選ぶのが上手に扱う秘訣と言えるでしょう。一般的に広く普及しているカーテンは目隠しと遮光性を両立させた物で、夜間に室内の光を外に漏らさない目的で使われます。また、日中に強い日差しを緩和させるため、生地が薄く光は取り込むレース生地のカーテンを使う世帯も少なくありません。室内の雰囲気を演出するために使うカーテンは刺繍やフリルが施されているなど装飾品の意味合いが強く、通常のカーテンのような開け閉めは行いません。

材質ごとの特徴について

現在広く流通しているカーテンの多くは軽量で扱いやすい化学繊維の生地が使われています。中でもポリエステルはシワになりにくく頑丈で、遮光や防音などの加工が容易なのが特徴です。一方で非常に燃えやすく、静電気も生じやすいデメリットがあります。天然繊維は綿や麻などの植物性と、絹や羊毛などの動物性に二分されます。植物性の繊維は手触りが柔らかく、静電気が発生しにくいのがメリットです。また、化学繊維よりも燃えにくいので安全面でも優れていますが、日焼けやカビに弱いデメリットもあります。動物性の繊維は高級品なのでカーテンに使われるのは稀ですが、しなやかで艶のある質感は高級感を演出するのに最適です。しかし、虫食いの被害に遭いやすく、水に濡れると縮んでしまいます。

カーテンの種類には、ひだの入ったドレープタイプのものや光を取り入れることが可能なレースタイプもあり、多種多様です。