内祝いの意味と贈る相手
内祝いはもともと身内でおめでたいことがあったときに喜びや幸せのお裾分けをするという意味で、贈り物をして喜びや幸せを分かち合うものでした。今ではお祝いをもらった際にお返しをするという意味合いが強くなっています。お祝いをもらったとき、どこまでの範囲でお返しを用意すればいいのか悩むことはありませんか?内祝いにはルールやマナーがあるので余計に混乱するでしょう。一般的にはお祝いをもらった人、全員に内祝いを贈ります。例外的に両親など相手との関係性によっては省略する場合もあります。
内祝いの選び方と注意点
内祝いの贈り物では消え物を選ぶのが一般的です。消え物とは食品や日用品のことで、食べたり使ったりすると無くなるものを指しています。人気があるのはタオルやお菓子などです。縁起が良くないと避けた方がいいものにお茶や白いハンカチ、刃物や櫛、鏡などがあるので注意しましょう。
カタログギフトが便利な理由
贈る相手の好みがわからないときはカタログギフトを利用するのが便利です。贈った相手が好きなものを都合のよいタイミングで申し込むことができます。贈る相手の好みがわかっている場合は商品の種類ごとのカタログを選択することも可能です。
カタログギフトのメリット・デメリット
カタログギフトを利用するメリットはもらった人が好きなものを選べること、贈る側がお返しの金額ごとに振り分けやすいなどがあります。デメリットはもらった人がカタログの中に欲しいものがなかったり、忙しくて期限までに申し込みができなかったりすることです。
慶事でお祝いを戴いた時に返す内祝い。その相場としてよく言われるのは「半返し」、つまり戴いた分の半分相当をお返しすることです。ただあまりに高額なお祝いの場合には、半分以下でも大丈夫だと言われています。